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看護コースの受講生Uさん

Uさんは、わたくしたちが教えるようになって3年目の受講生である。

昨年度は、前期試験で全校1次通過できず、後期でやっと1校だけ、1次通過した。この方は、年度の途中から入校したため、授業を十分に消化できず、質問もほとんどすることがなかった。「落ちる」タイプの受験生の典型だった。

今年度は、3月のスタート時から入校し、授業態度も申し分ない。成績のほうも、前年度と比較にならないほど伸びてきている。この方の優れた点はどこにあるのかというと、オンとオフの切り替えがしっかりできているところ。

一例を挙げる。
過去問を解いていて、思いがけず低得点を取ってしまったときには、だらだらと受講生どうしで感想を述べた合ったりせずに、独りで自習室にこもり、どこで間違えたのか確認を行い、質問/アドバイスを求める。まことにもって、無駄がない。もちろん、Uさんは今日、ぐしかわ看護専門学校の前期試験で一次通過を果たした。

試験は独りで受ける。受験の準備は自分ひとり、自分自身と向き合う作業が大半を占める。だから、伸び悩んでいる者同士、話し合ってみたところで何の解決にもならない。
時間の無駄である。

どこで間違えたのか?間違いの原因は何か?間違いを修正するためには何をすべきか?自分で判断できなければ講師に質問をして、解決策を自分自身で実行していかなければならない。そして、今年のUさんはそれができるようになったのである。


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看護学校の補欠合格について

こんにちは。 県内の看護学校を受験中の方のなかに、「補欠通知」を受け取っている方がいると思います。 これは、「あなたには補欠で合格となる可能性があります」という通知で、決して合格通知ではありません。 補欠で合格となる場合、書面に記載されている期限までに、看護学校側から電話連絡があります。その電話連絡が始まるのは、授業料納入日のあとです。 看護学校側が、授業料納入者の数を確認し、入学者の人数が足りない場合に、補欠合格を出します。 ですので、今年は、ぐしかわ看護の補欠合格の連絡は12/16(金)のあと、北部看護の場合は12/19(月)以降です。 補欠通知は、合格通知ではありません。 現に、補欠通知を受け取ったのに合格に至らなかった受験生は、過去に多くいます。 学校側から連絡があるまで、気を抜かないことです。 まだ「受験生」であるという自覚をもち、気持ち、生活リズム、学習環境を整えてください。 補欠通知が合格通知になるといいですね。 それでは。

前期試験が終了しました

 先週土曜日に、那覇看護専門学校と北部看護学校の前期入試が行われ、2020年実施・2021年入学の前期入試日程が合格発表を残して、一段落しました。 残席数を更新します。表の数字でマイナス表示になっている箇所は、すでに定員を超過しているためです。これまでの結果から、後期入試に向けた展望をお示しします。 [北部] 前期・1次通過者は60名。このうち前期試験では40名程度が合格するものと思われます。北部看護の数学は例年難問が多かったのですが、今年の試験は那覇やぐしかわの問題に近いものが出たみたいです。数学が得意な受験生には有利な試験になりそうです。 [那覇] 前期・1次通過者は90名。このうち前期試験では51名が合格。定員の120名を超過しています。 [ぐしかわ] 前期合格者は54名。昨年並みに推薦入試で合格者を確保しているため、80名の入学定員をすでに超過。前期試験では補欠通知を出している模様。後期入試は激戦が予想。 [沖縄] 前期合格者は45名。推薦入試で40名合格させているので、入学定員を超過。後期入試はかなりの激戦となりそうです。 [浦添] 前期合格者は65名。残席は5名。後期試験では5名程度の合格者を出すものと思われます。

浦添看護・追加合格が出ています

浦添看護前期試験・追加合格者が出ました。11月25日が手続き締切の日であり、欠員が出たものと思われます。これにより、リベラルアーツからの浦添看護受験者は全員合格を勝ち取りました! 現在、北部看護(手続き締切は12月6日)・ぐしかわ看護(11月29日締切)は補欠通知を出しています。 補欠通知を手にされている方は落ち着かない日々が続きますが、ともあれ、まずは週末の沖縄看護前期入試に全力を注ぎましょう。